今日は三浦瑠麗さんと対談、来年初頭の「SAPIO」に載る。
わしは三浦氏のことを誤解していて、第二の櫻井よしこかと
思っていたが、「朝ナマ」で何度か話し、新書を読んでみると、
違うということが分かった。
個人主義でリベラルでという感覚は、わしも30代ではそんな
感覚だったから、文句言う資格はない。
ただし、三浦瑠麗は「リベラル」と言っても、サヨクではない。
香山リカも「リベラル」と自称してるが、あれはサヨクである。
マルクス主義者を漢字で「左翼」と記していたら、そういうのは
共産党か運動家しかいなくなって、日本人の大多数が、カタカナ
で記すのが適当な「サヨク」になってしまった。
反戦平和で、護憲派で、平等主義が「サヨク」である。
その「サヨク」があまりにも偽善的で信用されなくなったために、
「リベラル」を自称するようになっているのだ。
香山リカはそのタイプで、「リベラル」ではない。
実は薄甘い「サヨク」である。
三浦瑠麗はそういう「サヨク」ではない。
三浦氏こそは「リベラル」なのだろう。
ただし、三浦氏は「保守」とは何かを理解してないようで、
確かに「保守」の定義はあいまいになっていて、誰も分から
ない状況になっているようだ。
従米で、イラク戦争に賛成した連中が「保守」を自称して
いるから、誤解されるのだ。
さらに皇統は男系固執で、女性蔑視が身に沁みついた連中が
「保守」を自称するから、偏見を持たれる。
そのうち、これを徹底的に解き明かす本を作る必要がある
だろう。
まだ来年発売の幻冬舎のSpecial本があるから難しいが、
それが終わったら、挑戦してみたい。
これは新書ではなく、漫画でやった方が、誤解なく説明
できそうな気がする。